今日は昨日の続きで、腹式呼吸の練習の仕方についてです。
まず姿勢ですが、一番やりやすい体勢は、仰向けに寝てするほうがいいでしょう。
立っている状態では、リラックスしているつもりでも、バランスを取るために下半身や体幹筋などに力が入っています。
体の力を抜くため、仰向けに寝てやりましょう。
まずお腹に手を当てゆっくり息を吐くことから始めます。
10秒以上かけて、ゆっくりお腹の空気を全部吐き出すつもりで行ないます。
この時口から空気を吐き出しできるだけお腹を凹ませます。
お腹が凹んで空気を吐き切ったら、今度は鼻から空気をゆっくり吸い込みます。
同時にお腹が膨らませていきます。もうコレ以上吸えないところまで吸ったら、ゆっくり息を吐き出してください。
この繰り返しを3回程度から始め、慣れてきたら徐々に回数を増やすのが良いでしょう。
ポイントは息を吸うときも吐くときもお腹以外はあまり動かないように気を付けましょう。
腹式呼吸をすると横隔膜とその周辺筋肉を鍛えたり緩めるだけでなく、胃腸などもよく動かしてくれます。
また副交感神経が優位になり、リラックスした状態になることができるので、神経を落ち着かせるためにも良い方法です。
皆さん是非実践してみてください。